コードバンとは
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コードバンは主にスペインまたはフランス産の比較的大きな馬から採れます。 この馬はかつて、農耕用・食用として飼育されていましたが、現在では食用としてのみ、ごく少数生産されているだけです。 馬一頭から取れるコードバンはごくわずかです。 それは尻の革のごく一部でしかないからです。 馬の尻の艶やかな表皮の下にコードバン層があります。 革の裏側を丁寧に削ってゆくと厚さ2mm足らずのコードバン層がやっと現れて来ます。 これが、革の宝石と言われる由縁です。 つまり、硬い表皮に守られてさらにキメが細かく、丈夫なコードバン層が、革の中に眠っているのです。 なぜ、馬の革の中にコードバンがあるのかは不明ですが、それが天敵から身を守るための進化だとしたら、比較的足の遅い馬に発達したと言うこともうなずけます。 コードバンは尻の中心部分で形が眼鏡に似ていることから、革業界では「メガネ」と呼ばれています。 しかし、キズが多いため、完全な「メガネ」が採れるのは、極めて稀なのです。 コードバンは牛革などよりかなり高価ですが 完全な「メガネ」は、更に倍近い値段で取り引きされます。 また、コードバンは、世界でも1ヶ月に数千頭分程度しか採れません。 しかも、1頭からほんのわずかしか採れないので、とても貴重な革なのです。 コードバンはランドセルに多く使われていますが、とても希少な革なので、ほとんどのランドセルはコードバンに似せた牛革や合皮です。 コードバンは摩擦や擦過に非常に強いため、最低でも6年間は使うランドセルに最も適しているのです。 コードバンの染色方法は、染めると言うより何度も色を塗り重ねるといった方が正確です。それも耐久性が高い要因の一つですが、とても手間がかかります。 ちなみに、コードバンの名前の由来は、「コルドバ」という地名です。 この「コルドバ」と言う町は、スペインとアルゼンチンにあります。 一般的にはスペインが発祥の地だと考えられていますが、確かな証拠はありません。 |



