鹿革とは
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日本にも古来より革の技術はありました。 そのほとんどは刀剣や武具に使われ民間には知られる事すらありませんでした。 主に使われたのは鹿の皮です。 四足と言って動物を見下していた昔の日本人にとっても鹿は特別で神聖な動物でした。 鹿革は薄く強靭で、伸び縮みが少なく、湿気に強く、きめが細かく、手触りもさらりとした清潔感と高級感があります。 鹿革は、動物繊維の中で最ももっとも細かい繊維束をもっていると言われています。 1本の直径が0.0000015mm(1千万分の15ミリメートル)という極めて細いコラーゲン繊維が、何百も集まった繊維によりできています。 鹿革の繊維の細かさは、メガネのレンズ拭きに使われることからもわかります。 ティッシュやハンカチでいくら拭いても落ちない汚れも、鹿革で拭くと、一瞬で綺麗になってしまうのです。 この繊維の細かさにより、高い通気性と親水性が確保されるのです。 そして、この通気性が、古くは武具に、現在では手袋などに用いられている理由になっています。 まさに、高温多湿の日本にはピッタリで、暑い日でも極上の肌触りが楽しめます。 もう一つ大きな特徴があります。 鹿革は独特のフィット感を持っていて、財布をポケットなどに入れて変形してしまっても、時間が経つと元の形に戻るのです。 これも繊維の細かさが原因なのですが、常に身につける財布には、うれしい機能です。 |



