生成りヌメ革とは
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ヌメ革とは、牛革を植物タンニン(渋)にじっくりと漬け込んで、人工的な染料や塗料で仕上げをしていない、自然な状態の革です。 タンニンとは、植物に普通に含まれているタンニン酸のことで、最近流行のポリフェノールや、カテキンなども、その仲間です。 ヌメ革をタンニンに漬ける理由のひとつは、防腐効果を得るためです。 タンニンに漬け込む作業は、ただじっと待っているだけの作業ではなく、徐々にタンニンの濃度を上げて漬け替えるという、大変な手間をかけています。 そのため、大量生産ができないため、ヌメ革の製品は希少価値を持っているのです。 ヌメ革がカバンや財布の素材として人気のある理由は、まず第一にその耐久性でしょう。 上手にお手入れしていけば、何十年も使えるほどの耐久性を持っています。 もうひとつの人気の理由は、使用環境に応じて、徐々に変化していくところにあります。 色は、太陽の光を浴びるうちに、生々しい肌色から始まり、徐々にキャメル色になってきます。 最終的には、とても美しいアメ色になります。 この風合いは、他の革では体験することができません。 また、硬さにも変化があります。 買ったばかりのヌメ革製品は、ずいぶんと硬い感じがすると思いますが、これは、使っていくうちに、徐々に馴染んでいきます。 これは、さまざまな形に加工しやすいということでもあり、そのために、財布やバッグなどによく使われるのだとも言えます。 生成りヌメ革の焼き方 生成りヌメ革は、新品のときは表面が肌色です。 太陽の光を浴びて、徐々にキャメルに近づき、最終的には美しいアメ色になります。 これが生成りヌメ革の最大の魅力です。 さて、新品の状態からの焼き方を説明します。 野外に出しておく必要はありません。 というより、野外は、危険が多いので控えてください。 雨などの気象条件だけでなく、猫やカラスの危険も考えられます。 これは笑い事ではなく、ヌメ革は鮮度の高い牛革なので、動物たちには美味しそうな餌に見えることがあるようです。 日当たりの良い部屋に、2週間くらい置いておくと、きれいなキャメル色になるでしょう。 もちろん、天気や条件によって差があるので、この写真くらいの色になるまで焼いてください。 キャメル色になったら、実際に使い始めます。 後は、全章の注意を守りつつ、普通に使っていくうちに、色はさらに深みを増し、アメ色に近づいていきます。 なお、新品の時から使いながら焼いていくということも可能ですが、それはお勧めしません。 ヌメ革は、新品の状態では表面があまり強くありません。 キズやシミになりやすい状態なのです。 日に焼いていくうちに、表面強度がみるみる強くなっていき、キャメル色になることには、十分実用に耐えられるだけの強度に達します。 なお、当店では、生成りヌメ革の商品には、サンプルの革を一切れ同封しています。 焼き方に徹底的にこだわりたい方や、イマイチ自信の無い方は、サンプルで試してから商品を焼くという使い方はいかがでしょうか。 |



